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映画「the HELP」を観て、感想

映画「the HELP」は、黒人差別がまだまだ根強いアメリカのミシシッピ州を背景にしている。白人と黒人、男性と女性などの社会的格差と当時の常識と向き合い、真実を世に広めようとする白人女性編集記者と真実を語る黒人メイドさんの実話を描いた映画。 時代の変化と共に、社会的常識も変化してきた。 今現代においても、あたりまえとなっている常識があり、それに対して「より文明的で意識の高い方向へと進化することが人として生きる意味」だとおもう。 この映画は、あらゆる【常識を超える為の示唆】に富んだ内容で、そのために大事な心のあり方が散りばめられている。 映画の中で牧師さんが説いていた言葉:「弱さを超え、勇気を出して愛する」「己の敵を愛する」この愛する対象は、外在する現象や人物事ではなくて、 「自分の内なる弱さ」=「外側に囚われる弱さ」=「エゴ」のことではないかと感じた。 エゴは、本来の自分の声を覆い隠した他人軸に寄った意識、大脳意識。 社会の中でうまく世渡りするために、人の視線や常識を無条件に受け入れ、何かをを蔑ろにしてしまうことで、自分のことや、周囲のことを本当の意味で愛することができない。 世の中そういうものだから、そういうルールだからと、諦めていたことが過去自分にも多々あった。 量子力学では、「愛は意志の伴うもの」で、恋愛感情のような好き嫌いを超えたところにある魂意識を指す。時代の流れに逆らうことは、その常識に呑まれる弱さを含めた自分という存在を受け入れ、ともに是非や損得などの二元を超えた、愛の境地に引き上げる意志を持つことなのかもしれない。流行に流されず自分らしく生きることも同様の意味をもつのかな。 勇気をもって自分自身の内在するあらゆる自分を受け入れ、意志を持って、それらを昇華させ自身の「成長の肥やしに変えて歩き続けることが大事」なのだと感じた。 そうやって本当の意味で自分の尊厳を守ることが、自分の弱さである「己の敵」「エゴ」を強さに変える土台となって、よりポジテブな持続可能な循環を生む基礎になるのではないかと感じた。 自分を愛することに対するアプローチは数多く存在しているが、まずその第一歩である心の在り方を改めて感じる事のできる素晴らしい映画との出会いに感謝✨

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