心に響く話

あれやこれや、人生を考える事が大好きである。

自分がなぜ生きているのか
ふと思うことがある。

理解できっこないだろう
この頭でぼんやりと想いを馳せる

わしは日本人と台湾人の合いの子として
この時代に、この環境のこの命を選んで来た事
に理由があるんだろうな

いつも心が響く話は
台湾のおばあちゃんのしてくれた昔話
日本人が台湾を統治してくれたおかげで
台湾は豊かになったと

日本人の心の教育を受けて育った、
年配の台湾人の人柄や
今を生きる若い台湾人の友達から
感じる人情や親切な対応に、

日本人のまいた友好のタネが関係しているのでは
ないかと思うと
当時の日本人あっての、親日国なんだなと
有難い気持ちになった

昔の日本人の話を聞くと
人々の習慣には道理が一体となっていた
それゆえにどんな環境であっても
たくましく生き抜いてこれたんだろうな

おかれた環境を工夫したり、皆で団結しながら
乗り越えていくという知恵が
文化に溶け込んでいる

人々の繰り返される命の連なりの中に
数多に広がる知恵という宝を
私達は意識したり無意識だったり
その恩恵を受け取って
次に繋げていくのだろうな

ただ、それだけの事だけど
私にはえらいこっちゃな話なのな〜